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就活ルーム2
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罹災(りさい)証明書をめぐって


東日本大震災において、住宅の被害を証明する「罹災証明書」の交付が、問題となっている。

一日も早い交付を望む被災者と、人手不足を訴える自治体との間にはズレが生じている。

義援金配分割合決定委員会の1次配分の際、

         ・ 全壊 : 35万円
         ・ 半壊 : 18万円

と、その額には大きな差がある。しかし、実際に被害状況を視察していて、すぐ隣で明らかに

同程度の被害を受けている家屋と比べて、全壊と半壊にジャッジが分かれてしまい、再調査→訂正

というケースもある。そして、その調査から交付までの遅れが住民の生活再建を阻んでいる。

*交付率100%の理由

現実、役所の職員も被災者であり、建物が流された状態から帰宅もできずに働き続けている姿もある。

しかし、大切な家族の命や家、仕事など全てを失った住民に対して、生活再建への第一歩となる

資金を一刻も早く手渡してもらいたい。

交付まで2ヶ月もかかる自治体がある一方、18の自治体では交付率100%に達している。(岩手県 

宮古市・釜石市 / 宮城県 岩沼市 / 福島県 会津若松市・双葉町など )

ある自治体では、何と「震災翌朝から40人の職員が家屋を調査し、申請に来た時に交付している」

というのだ。この的確な初動体制で、7040件全てに罹災証明書は交付されている。

*求められる本当の責任感

今回の震災で、日本は現場に強くトップが弱いという意見が聞かれる。

地震・津波に加え、今だ終息先が全く見えない原発問題もある中、何重にも傷ついた人たちは

それでも涙をふいて立ち上がろうとしている。

その並々ならぬ「生きよう」とする力に、遠方から同業者の支援が届いたり、風評被害を跳ねのけようと

するアイディアが生まれたりしているのが現場力だ。

「現場」の姿をみて「トップ」はもっともっと迅速に意見を出し合い、タテヨコの壁を取り払って、

制度に頼らない生身の支援に取り組んでもらいたい。

その責任は、肩書きや立場ではなく、まずその人個人の世界観や価値観のなかで負う覚悟が

今の日本のトップに欠けていると思われてならない。

一刻も早く、的確に被災した人々を支えるためには、トップの人間の真の責任感が求められている。


共に生きる仕事とは
 
3月11日に起きた東日本大震災から、今日で1ヶ月が経った。

津波や地震による犠牲者は今だ増え続け、さらに福島第一原発では深刻な放射性物質の流出問題が発生し、

今回の震災がどれほど日本に大きな傷を残したかを、国民が皆実感している。


政府は、被災者への救援物資の供給や、避難場所の確保、行方不明者の捜索といった、日々生きていくための

救援対策や放射能被害対策に追われ、今なお手付かずの問題も山積している。


そんな中、先週報じられたニュースで、印象に残ったものがある。

それは、風評被害を受けている地域の農作物の販売方法に、変化が生じてきているという内容のもの。

従来、生産者と販売先の間には仲買業者がたってルートを作っていたが、仲買業者は風評被害の影響を恐れ、

出荷制限されていないものまで買い取ってくれなくなってしまったのだ。

そこで、福島や茨城の生産者が、消費者に直接「安全性」を訴える形での”直販型”に移行するケースが出てきた

のだ。

このような動きは、大手スーパーなどでも「被災地応援セール」として行われており、生産者が独自に検査をして安

全が確認されたレタスやコメを、通常の2~3割引で販売している。


これら、新しい流通の変化が示している事・・・

「今 必要なのは、自分の身を守ったり、自分の利益だけを追求することではない」
ことだ。


本来、生産者が丹精こめて作った農産物を、消費者が安心しておいしくたべられるのが大切なはず。

風評による販売不振を恐れてるのは、考えを持たずに恐怖をあおっているのと同じだ。

震災前の日本は、不況による就職氷河期などという、寒々とした状態だった。

安定した経営状況ばかりを望み、大企業に人が殺到してますます就職率が下がっていく。

目先の利益にとらわれ、自分の身を守ることばかりでは、もはや限界に来ていると気付いていた人も

少なからずいたのではないか。


今の状況に不安を感じない人はいない。

しかし、そんな時こそ元々日本人の中にあったはずの人を敬う心を思い出してほしい。


被災された方達の悲しみ・苦しみを思う時、

本当に大切なのは、寄り添う人がいるという事。

その人の幸せを思って、精一杯生きる事。

生産者の方々の必死に生きている姿を見るにつけ、

変化を起こしつつ考えを進め、行動する大切さを実感するのだ。

結果的に、それが復興につながる一番確かな道のような気がする。


「ブレないを持つために」 
vol.3 あたたかく
社員を育てる企業 
 
先日、弊社KLPで就活相談を受けた、この春新卒予定の短大生がめでたく内定が決

まり、
来月からすでに出社予定になった。


この就職難の時代に、Kさんの就職の知らせに私たちも喜んだ。前回の記事にも、

書いたが、
最近の企業の傾向として、グローバル化を目指すこと、また、ハング

リーさを求めることもあり、コミュニケーション力といった「人間力」を重視す

るため、不安から安定志向になりつつある日本の若者より海外留学生を採用して

しまう例も少なくない。

しかし、Kさんが入社予定のD社は、その面接などの様子から、少し他とは違った

考え方を持っていることがわかった。

「会社」と「社員」というより「親」と「子」のような関係

D社の面接では、以下の質問が出された。
 

    経営理念をみたんですね。
 


  K さんは、履歴書の志望動機に、経営理念に感動したと書いていたため。

  
ご両親のお仕事は?家族(兄弟)は何人?

  この質問は、内容を知るというより、本人がリラックスして本音を言い易くするため。
  
入社後の話

  入社した後に、どんな部署でどのような仕事をする事になるか。
 
 
正社員同士で意見の食い違いがあった。あなたならどうしますか?

  K さんは、「状況を理解するため、お互いの意見をまず聞いてみる。」と答えました。
 
  原因を考え、共有するため。
  

(大学での学部をみて)何故英検は取らないの?

  これは、ちょっとしたイジワル問題です。当初、旅行関係の仕事を目指すため、英語

  に重きをおいた大学にK さんは通っていたからです。
    
  

この会社に入ったら、何が一番大変だと思う?そして、5年後はどうなっている?

 K さんは素直に「わかりません。」と答えています。
 

D社は、K さんのありのままの姿を見ようとしているのが、この面接内容からうかがえる。

そしてK さん自身も、当初大学のキャリアコンサルティングでは、“ アピールすること ”を

指導されたものの納得がいかず、KLP からのアドバイスであった、素直な自分をまっすぐ

に表現することで
、見事マッチングを果たした。

そして何より、K さんを驚かせたのは、入社決定後の会社からの話だった。

繁忙期は深夜まで会社に残るため、できるだけ車の免許を取得してもらうか、社員の誰

かに送ってもらうようにする。それにあたっては、ご両親にもご理解いただけるよう、一度

挨拶に行くとの事だった。

また、入社当初はストレスをかかえやすいが、社員は年上ばかりなので、話し相手になれ

る20代の女性をアルバイトで雇い入れた、というのだ。

この心遣いは、まるでわが子を思う親のようでもある。もちろん、K さんの純粋さを見て

のことでもあるが、あえて今、日本の若者を大切に育てようとする姿勢は、人の体温を感じ

させる暖かさがある。

このベースが必ず、厳しい状況においても、踏ん張れる底力を生み出すのではないだ

ろうか。



「ブレないを持つために」 

 

vol.2  就活と面接
 

就活における「面接」は、求職者にとって、また企業側にとっても重要な初対面の場である。それだけ

に、学生たちにとっては就活の山場
ともいうべきシーンだといえる。

今回は「面接」にスポットをあててみよう。

問われるコミュニケーション力と本気度

昨今の採用の一つに、海外留学生を起用する例がある。この氷河期に何故外国人を採用するのかと

思われるかもしれないが、以下が採用理由の主なポイントである。

     市場のグローバル化  

     (日本人に比べ)ハングリー

     学ぶことに前向き   

     社内が活性化

     問題にぶつかった時の対応力に優れている

異国に学びに来る中で、母国では思いもよらない壁や困難に対面することは多い。厳しい環境にあえ

て身を置く姿勢は、就職後の現場においても必要な要素であるに違いない。たとえ多少の言葉の壁

があるにしても、大事なのは問題解決力といった経験や本気度なのだ。

一方、未就職卒業者の印象を聞くある調査では、「考えをうまく表現できない」という項目が80.7%

占める。日本人であってもコミュニケーション力が不足している人材を企業は嫌うのである。


本気で向き合う「面接」とは?


では、面接での3つのポイントとその目的についてあげてみよう。

マナー {礼・言葉使い・笑顔}
  
      *初対面や異年齢の人と、同じステージに立つ為に

内面  {素直さ・まっすぐさ・正直さ・前向きさ}

      *相手に仲間として認めてもらう為に

無意識 {体から発するしぐさや、言葉ではないもの}

      *見えない部分でもちゃんとやれるか(普段の行いが出る)


採用担当の人事部の方は、人を見る目に長けているので、小手先のごまかしはまず通用しない。

超就職氷河期の今・・・大切なのは情報におどらされて、一刻も早く内定をもらう事ではない。

自分自身が興味を持って、「ここなら」と思える会社をじっくりと探すこと

飽きることなく、長く勤められる会社を選び取る姿勢こそが、いま求職者に最も問われている

課題だと思うのである。
                                     ・・・次回へつづく。




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